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2024年04月11日
 ひそかに

ひそかに夢中になる
このことだったら
私に聞いてください
任せてくださいと
言えるように
ひそかに夢中になる
欲しいものは
そのようなもの
ひそかに探す
2024年04月10日
 家族風呂

〇〇さん
早くおいでよ

たっぷりの
いい湯だね

湯量を増やすために
私を呼んだの

ちがうよ
最後の人は
遅くなるでしょう
2024年04月09日
 義父母

夕食時の乾杯
寝床に入ってからの
ワンカップでの乾杯
満面の笑顔は世界一
笑い皺が深くなる


不平不満愚痴の言葉
知らないのではないか
聞いたことがない
いつでも前を向いている


尊いお手本頂く
2024年04月08日
 トロロ断ち

祈り事あり
茶断ちをしていたか
私には
白湯をお願いします
と言われた
先輩が懐かしい

母は、食欲ないとき
トロロご飯を食べていた
いつの頃からか
食べなくなり
私が結婚してから
また食べ始めたので
トロロ断ちをして
ご縁祈りをしたに違いない
心配をかけてしまった
2024年04月06日
 母の教訓

古いぼろ家の人を
笑うんでないよ
建て直せば
新しい家になるんだよ
小さいころの記憶
この頃は
自分の家もぼろだった

他人を笑ってはいけない
さげすんではいけない
明日は我が身と
優しかった母
2024年04月05日
 腕時計

父との葛藤が
あんなにあってのに
今は嘘のように思う
出かける時には
決まって父の腕時計を

「おとうさんの
おかげなのですよ」
と、何度も言われたことが
懐かしく思う
もっと早く素直になれたなら
良かったのに

亡き父に
親孝行できているかな
腕時計の感触がいい
2024年04月04日
 余薫

現在は
自分の努力の結果
と思っていた

親祖先のおかげ
日本国に生まれたおかげ
先人先輩のおかげ
正しい教えのおかげ
おかげのおかげ

余薫の思い
だんだん大きくなり
自分の努力
微々たるものとなる
2024年04月02日
 バカは治らない

悪いと分かっていて
止(や)められない
止(と)められない
バカにつける
薬はないという
摂生しないでどうする
ご多幸を祈る

自分のバカは
どんなところだろうか
きっと気付けないで
いるのだろう
祈られていることは
間違いない
2024年04月01日
 薫

大変心配をかけているときに
お前は名前負けと言われ
返す言葉がなかった

薫・薫芳・薫風
薫灼・薫重・薫習
どんな思いが
込められているのか
聞けばよかった

先代の余徳を
余薫という
自作焼き締め茶碗に
感謝を込めて
余薫流と名付ける
日本語は素晴らしい
2024年03月29日
 父

外面のいい父
内には厳しかった
もう少し もう少しと
誉めてもらった記憶がない

父は、何をやっても
いい仕事をしていた
はさみ一つで羊の毛刈り
のこぎり一つで
狙った所に木を倒す
色々なことで頼まれ
出かけていた

父が眩しく見えてきた
2024年03月28日
 おかげさま

仕事も転々とした
全く経験をしないと
わからない動物だ

救いは、前の体験が
役に立っていること
良い人に巡り合えたこと
良い教えに目切り会えたこと

それは、親祖先が
一生、命を懸けて
(一生懸命)
生きてきたから
おかげさまの賜

2024年03月27日
 遊び心

作品には
遊び心が大切と指導受ける
遊び心でいいのか
それならと思ったが
遊び心とは
良からぬ遊び心ではない
遊び半分の気持ちでもない
考えると難しい遊び心
作品に現れるのは何時

そう言う
恩師の姿は楽しんでいる
純粋に楽しんでいる
遊び心とは楽しむことか
そうか純粋に楽しもう
今が最高の喜びの時
2024年03月26日
 思いを観る

岡崎五郎入道正宗の名刀
天下独歩村正の妖刀
形ある物に
技術技量を観る
作者の精神宿る

人様の幸せ祈り
一文字一文字
祈りつつ書かれた書
心に触れる
ご苦労を知る
自分も祈られている

自分の仕事
込める思い
不完全を知る
2024年03月25日
 情熱

カメラも
テープレコーダーも
持って来ないで
ダメでしょう
すぐに忘れるでしょう

畑毛記念館
井出先生
学びを伝える情熱
その言葉だけが
脳裏に焼き付く

先生の残された書籍から
多くを学ぶ
2024年03月22日
 エッセンス

バラの木を使って
記念樹はんこ
バラのエッセンス
芯に沁み込ませ
香りもバラ色
はるかいにしえの
クレヲパトラに
プレゼント

記念樹はんこ
思いを繋ぐ
エッセンス
2024年03月21日
 形見

心を育む学び舎に
歩数を数えながら
ステッキで☓印
桜の苗木植えられる

桜並木は心のふるさと
剪定された枝は
ハンコとなり
学祖の思い伝わる形見
おそばにいらっしゃる

幸福に向かって
悲願は永遠に
2024年03月20日
 秀でるもの

遊びでも何でもよい
とにかく、このことだったら
任せてくれ・聞いてくれ
そういうものが欲しいよ
と先輩の言葉

探し求めて十年
篆刻と出合い
はんこのことだったら
と密かに50個・100個
150個と彫り続ける
師は、先生と古典判
秀でるものと
なりますように
2024年03月19日
 壺

おにぎりを包むように
ここに壺があるとします
痰壺では部屋の隅低い所に
大切な宝壺にすれば
明るい高い所に
同じ壺でも中身で
置かれる場所が変わります

分かった
この身体は心の入れ物
中身で勝負
量より質で勝負
もう少し背が欲しいは
止めよう
2024年03月18日
 伝承

あちこちに
東日本大震災遺構 伝承館
語り部活動にいそしむ人

人を見下げないのですよ
先輩からは学び
後輩には教える
心をつくることが先ですよ
許すのですよ
責めないのですよ
どれほど多くのことを
学んできただろう
偉そうなことを言えない自分
どのように伝えようか
心の詩に描こうか
2024年03月16日
 十年後

薫君
十年後 分かるかい
(・・・・)
俺には分かる
十年後には
十歳、歳取るんだ
(なーんだ)
あの人もこの人も
田畑を耕せなくなる

彼は
十年後請負農業で
地域に生きる人に

自分は十年後を
どう見据えている

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