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2019年01月29日
 余薫  (詩集「幸福に向かって」№2より)

現在は
自分の努力の結果
と思っていた

親祖先のおかげ
日本国に生まれたおかげ
先人先輩のおかげ
正しい教えのおかげ
おかげのおかげを理解する

余薫の思い
だんだん大きくなり
自分の努力
微々たるものとなる
2019年01月28日
 薫  (詩集「幸福に向かって」№2より)

大変心配をかけているとき
お前は名前負けと言われ
返す言葉がなかった

薫・薫芳・薫風・薫灼・薫重・薫習
どんな思いが込められているのか
聞けばよかった

先代の余徳を
余薫という
自作焼き締め茶碗に
感謝をこめて
余薫流と名付ける
日本語は素晴らしい
2019年01月26日
 父  (詩集「幸福に向かって」№2より)

外面のいい父
内には厳しかった
もう少し もう少しと
ほめてもらった記憶がない

父は、何をやっても
いい仕事をしていた
はさみ一つで羊の毛刈り
のこぎり一つで
狙った所に木を倒す
色々なことで頼まれ
出かけていた

父が眩しく見えてきた
2019年01月24日
 おかげさま  (詩集「幸福に向かって」№2より)

仕事も転々とした
全く体験をしないと
分からない動物だ

救いは、前の体験が
役に立っていること
良い人に巡り合えたこと
良い教えに巡り合えたこと

それは、親祖先が
一生、命を懸けて
(一生懸命)
生きてきたから
おかげさまの賜
2019年01月23日
 遊び心  (詩集「幸福に向かって」№2より)

作品には
遊び心が大切と指導受ける
遊び心でいいのか
それならと思ったが
遊び心とは
良からぬ遊び心ではない
遊び半分の気持でもない
考えると難しい遊び心
作品に現れるのは何時

そう言う
恩師の姿は楽しんでいる
純粋に楽しんでいる
遊び心とは楽しむことか
そうか純粋に楽しもう
今が最高の喜びの時
2019年01月22日
 思いを観る  (詩集「幸福に向かって」№2より」

岡崎周五郎入道正宗の名刀
天下独歩村正の妖刀
形ある物に
技術技量を観る
作者の精神宿る

人さもの幸せ祈り
一文字一文字
祈りつつ書かれた書
心に触れる
ご苦労を知る
自分も祈られている

自分の仕事
込める思い
不完全を知る
2019年01月15日
 情熱  (詩集「幸福に向かって」より)

カメラも
テープレコーダーも
持って来ないでダメでしょう
すぐに忘れるでしょう

畑毛記念館
井出大先生
学びを伝える情熱
その言葉だけが
脳裏に焼き付く

先生の残された書籍から
多くを学ぶ
2019年01月12日
 エッセンス  (詩集「幸福に向かって」より)

バラの木を使って
記念樹はんこ
バラのエッセンス
芯に沁み込ませ
香りもバラ色
はるかえにしえの
クレオパトラに
プレゼント

記念樹はんこは
思いを繋ぐ
エッセンス
2019年01月11日
 形見   (詩集「幸福に向かって」より)

心をはぐくむ学び舎に
歩数を数えながら
ステッキで×印
桜の苗木植えられる

桜並木は心のふるさと
選定された枝は
ハンコとなり
学祖の思い伝わる形見
おそばにいらっしゃる

幸福に向かって
悲願は永遠

 写真 公益財団法人モラロジー研究所桜並木
2019年01月10日
 秀でるもの  (詩集「幸福に向かって」より)
 
遊びでも何でもよい
とにかく、このことだったら
任せてくれ・聞いてくれ
そういうものが欲しいよ
と先輩の言葉

探し求めて十年
篆刻と出合い
はんこのことだったら
と密かに50個・100個
150と彫り続ける
師は、先生と古典判
秀でるものとなりますように

写真 小野町仲町 新春 吉例 だるま市 (本日、橋本印房店前で開催されています)
2019年01月08日
自得(じとく)  (詩集「幸福に向かって」より)

以前
今ここの自分
これでいいのか
不平不満

よき師
よき教えに恵まれ
感謝・感謝の
今の自分

今ここの自分
これでいいと
自得(納得)する
2019年01月07日
 壺  (詩集「幸福に向かって」より)

おにぎりを包むように
ここに壺があるとします
痰壺(たんつぼ)では部屋の隅低い所に
大切な宝壺にすれば
明るい高い所に
同じ壺でも中身で
置かれる場所が変わります

分かった
この身体は心の入れ物
中身で勝負
量より質で勝負
もう少し背が欲しいは
止めよう

写真 自作焼き締め 高8cm
2019年01月04日
十年後  (詩集「幸福に向かって」より)

薫君
十年後 分かるかい
 (・・・・・・)
俺には分かる
十年後には
十歳、歳取るんだ
 (なーんだ)
あの人もこの人も
田畑を耕せなくなる

彼は
十年後請負農業で
地域に生きる人に

自分は十年後を
どう見据えている

(写真 90歳の母を訪ねて)
2019年01月03日
 人生の宝  (詩集「幸福に向かって」より)

思うことが思うように 
ならない我が人生
不幸な人生ではないか
そうではなかった
思うことが思うように 
ならないことが大切
反省を求められ 謙虚になれる
器が少し大きくなる

幸福に向かって
試練をいただいている
見えないけれど
大きな宝を戴いている
2019年01月02日
 大樹

車で二十分の所に 日本一の大ヒノキ
樹齢八百年 幹周り十メートル
見上げる枝は千手観音
身を寄せると
癒される 心安らぐ

大樹のように
自然の変化を受け入れて
歳を重ねているだろうか
暑い寒いと 不満を重ねてはいないか
泰然自若 感謝・感謝
天下の木鐸と
なりますように
2019年01月01日
 あけましておめでとうございます
皆々様の、ご健康・ご多幸を、心よりお祈り申し上げます。
今年も、よろしくお願い申し上げます。

小生の詩集 「幸福に向かって」 №2が出来上がりました。
明日より、見ていただきたいと思います。
表紙絵は、友人に描いていただきました。
ご希望の方にお送りしますので、お知らせください。
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